
夏の結婚式にお呼ばれした場合、どんな服装で参列すればよいか迷ってしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか。
本記事では、夏の結婚式における服装マナーや暑さ対策、スーツを着こなすポイントをご紹介します。
結婚式は気候が比較的穏やかな秋や春が人気シーズンですが、夏場に行うケースも決して珍しくありません。
まずは、夏場の結婚式における基本的な服装マナーを見ていきましょう。
夏場に行う結婚式も、ほかの季節に行う結婚式と同様、スーツでの参列が基本的なマナーです。
もっとも一般的なゲストの装いとしては、略礼服であるダークスーツが挙げられます。新郎新婦の友人や同僚といった立場で結婚式に参列する際は、ダークネイビー、チャコールグレーなどのダークスーツを選ぶとよいでしょう。
主賓の立場で参列する場合や、友人代表のスピーチや乾杯のあいさつを任されている場合には、ダークスーツよりもフォーマルなブラックスーツがおすすめ。また、新郎新婦の父親であれば、モーニングや燕尾服といった正礼装、あるいはディレクターズスーツやタキシードといった準礼装が適切です。
近年では、厳粛な雰囲気ではなく、親族や友人だけでカジュアルな雰囲気で結婚式を行うケースも増えてきています。そのようなカジュアルウェディングでは、一般的な結婚式よりも服装の自由度が高い傾向で、カジュアルスーツやジャケパンスタイルで参列できる場合や、ノージャケット・ノーネクタイで参列できる場合もあります。
また、リゾートウェディングでは、スーツ以外の服装がドレスコードになるケースもあります。たとえば、リゾートウェディングで人気のハワイでは、アロハシャツは正装であり、結婚式などの冠婚葬祭で着用することが可能です。日本国内においても、沖縄県ではかりゆしウェアと呼ばれるシャツが正装として定着しています。
このように、結婚式のシチュエーションが変われば、ゲストに求められる服装も変わります。結婚式の雰囲気や式場のロケーション、新郎新婦との関係性といったTPOを踏まえた上で、相応しい服装を選ぶよう心がけましょう。もしもドレスコードについて不明な点がある場合には、事前に新郎新婦や他の参列者に相談してみるのも手です。
次は、夏の結婚式における暑さ対策を見ていきましょう。
スーツには、春夏用と秋冬用、そして通年(オールシーズン/3シーズン)用の3タイプが存在します。
このうち春夏用のスーツは、軽量性・通気性を重視した生地が採用されており、ジャケットは肩回り以外の裏地が省かれた背抜き仕立てになっているなど、暑い季節に適した仕様になっているのが特徴です。
春夏用のスーツであれば、暑さが厳しい夏場の結婚式であっても快適に過ごしやすくなるでしょう。
夏の結婚式の暑さ対策として、ベストの着用もおすすめです。
ベストを着用すると聞くと、「さらに暑く感じるのでは」と考える方も多いことでしょう。
しかし実際には、ベストを着用していることで気兼ねなくジャケットを脱ぐことができ、屋内外の温度に対応しやすくなります。
結婚式の会場によっては、ゲスト用の更衣室が用意されている場合があります。
夏場は結婚式場までの移動時間で汗だくになってしまうことも珍しくないので、更衣室が用意されている場合には結婚式場に着いてから衣装を着替えるのも選択肢に加えてみましょう。
夏の結婚式におすすめ!
次は、夏の結婚式でのスーツ選びを紹介するとともに、シャツやネクタイなどのアイテムも含め、オシャレに着こなすためのポイントをご紹介します。
夏の結婚式においても、一般ゲストの服装としてはダークスーツが定番。そして、先述したように春夏用のスーツをチョイスすることをおすすめします。
カジュアルな雰囲気のウェディングであれば、トーンが明るめのグレーやネイビー、ベージュなどのスーツをチョイスするのもいいでしょう。
また、涼し気な見た目で着心地も快適なリネン混やシアサッカー生地のスーツも、夏のカジュアルウェディングにおすすめです。
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夏の結婚式のスーツに合わせるシャツは、白の無地が無難。
比較的カジュアルな結婚式や二次会パーティーなどでは、シャツの色や柄で個性を演出するのもよいでしょう。ただし、新郎新婦よりも目立つほど派手なシャツは避けましょう。
また、スーツと同様、軽量性や通気性が優れたシャツをチョイスすることで、暑さが厳しい夏の結婚式を快適に過ごすことができます。ただし、夏の結婚式だからといって、半袖シャツはNGですので注意しましょう。
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夏場の結婚式も、基本的にはネクタイ着用がマナーです。
フォーマルさ重視であれば、白やシルバーグレーで無地のネクタイが定番。蝶ネクタイ(ボウタイ)やアスコットタイも結婚式に適したフォーマルなネクタイです。
そのほか、パステルカラーやワインレッド、シャンパンゴールドなどのネクタイも人気で、無地以外ではドット柄やストライプ柄もおすすめです。
また、夏場の結婚式には、涼しげな風合いが魅力のリネン素材のネクタイもおすすめ。比較的カジュアルな結婚式であれば、柔らかな印象のニットタイを着用するのもいいでしょう。
夏の結婚式のスーツスタイルでは、ポケットチーフなどのアイテムで夏らしさを演出するのもおすすめです。
ポケットチーフは、ジャケットの胸ポケットに挿すだけで華やかさをプラスしてくれる便利アイテム。光沢感があるシルクのポケットチーフだけでなく、夏らしい爽やかな風合いのリネンや、柔らかな印象のコットンもおすすめ。
また、ポケットチーフは折り方によっても異なる印象を楽しめます。以下の記事では、結婚式におすすめのポケットチーフの折り方を解説しているので合わせてお読みください。
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次に、夏の結婚式におすすめのスーツコーデをご紹介します。
まずは、フォーマルさ重視の夏の結婚式コーデ。
ブラックを基調としたマイクロチェック柄で、フォーマルな印象を損なうことなく、さりげないオシャレを演出することができます。
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堅すぎず、それでいてカジュアルすぎない、夏の結婚式におすすめのスーツコーデ。
ミディアムグレーのスーツにボーダーのニットタイを合わせることで、程よい抜け感を演出しています。
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服装の自由度が高いカジュアルウェディングや二次会パーティーにおすすめのリラックスコーデ。
胸元にポケットチーフがあることで、カジュアルな中にも上品さを感じさせるコーディネートです。
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カジュアルな雰囲気で行われるサマーウェディングやガーデンウェディングにおすすめのジャケパンコーデ。
グレンチェック柄が映えるネイビーのジャケットを主役に、白無地のシャツとレジメンタルタイを組み合わせた王道のスタイルです。
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今回は、夏の結婚式における服装マナーや暑さ対策、スーツの選び方や着こなしのポイントを紹介しました。
夏の結婚式においても、基本的にはスーツの着用がマナーとなります。カジュアルな雰囲気のサマーウェディングやリゾートウェディングにおいても、TPOを踏まえた服装を心掛けましょう。
スーツ・紳士服のはるやまでは、夏の結婚式におすすめのスーツやジャケット、シャツなどのアイテムを豊富に取り扱っています。結婚式に着ていく服装でお悩みの方は、ぜひチェックしてみてください。
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